GLANDZELE COLUMN no.12

薪ストーブ知っておきたい豆知識3


 

 

 湿った薪と使用し続けるとちっとも暖かくなく フロントドアを開けると発生する煙の逆流は煙突目詰まりで煙突掃除のサインです。

 この薪は乾燥している!薪ストーブに使用しても大丈夫と思って使用し続けると発生する煙突の目詰まり。この現象に気づくのは薪ストーブに追加の薪を足そうとフロントドアを開けた時などです。ドアを開けると室内に薪ストーブからの煙が逆流してくるので今までと違うな感じるはずです。

 薪ストーブ設置が完了し着火式も薪ストーブショップと行い引き渡し後に起きているようです。着火式の時はショップが持参した乾燥薪で着火式を行っているので問題ないのですが引き渡された方で薪の調達をしていた場合に購入した薪の履歴がはっきりとわかっていれば良いのですが「購入時に乾燥した薪です」と言われれば使用し続けますよね。

 薪の乾燥度(含水率)は自然乾燥では約20%以下には下がらないのが普通です。薪ストーブで使用する薪の含水率は普通20%前後で有れば問題なしと言われてますが低い方が良い事は建築廃材をスターターなどとして燃したり燃料として燃したりした経験が有る方はよくお分かりと思いますが良く燃えてくれます。この時の含水率は恐らく20%を下回っているはずです。

 建築材は自然乾燥ではなく強制乾燥だからです。エージング装置と言う木材乾燥機に入れて建築材として後でヒビ割れなどが発生しない様に最初から水分を可能な限り抜いているのです。それも短い期間(自然乾燥よりの意)で行いますので含水率は低くなるのです。自然乾燥に近い方法でも20%以下にするも可能で条件が整えば試してみてください。それは大きなビニールハウスをイメージしてもらえばOKです。その中で割った薪の乾燥させるのです。自然乾燥で1年必要とされてますが恐らく半分以下の期間で20%以下の含水率は可能かと思いますのでお試しあれ!

 話を戻しますが 水分の高い薪を知らずに使用すると薪ストーブは少しも暖かくなく薪ストーブ内の炎はチョロチョロとしか燃焼しませんし一生懸命自分自身を乾燥する為に燃えているだけなのです。煙道内部にはタールや煤が多くが発生し煙突外側にもにじみ出てくる場合や煙突先端の防鳥ネットにも煤がたまって来るのです。

 この煙突先端の防鳥ネットに引っかかった煤がアメーバの様に増殖して先端を全てふさいでしまうのです。そして煙の逆流現象と言う形で知らせてくれているのです。此れをそのまま放置していると先端から真っ赤な炎を上に向かって吹き上げる煙道火災現象になるのです。これは体験した方でないとその怖さは分からないそうです。

 お客様T様の薪ストーブ設置は壁出しで横引き後に真っすぐ上まで煙突が伸びています。吹き抜け部分には煙突の先端が見えるだそうです。ある時いつものドラフトが出ず少し煙の逆流が起こっていたと時に煙突の先端から真っ赤な火を噴いていたとの事でとても怖かった思いを聞かされました。後で確認すると ご自分で調達した竹を乾燥していると思い使用し続けたとの事でした。竹は表面は水を通さず子割りに割っても一度に多くの使用は出来ない事や乾燥にかなりの時間を要する事で現在は使用していないとの事でした。その後は問題なく現在に至っています。

 そのような時には 煙突掃除依頼をお願いしての対応となってしまいますが煙突掃除は定期的に1回/年程度は必ず実施した方が良いと思います。薪ストーブを使用するシーズン前は込み合いますのでシーズン終了後の方がコスト的にも良いのかもしれませんね。

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