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GLANDZELE COLUMN no.11

薪ストーブ知っておきたい豆知識2


 

 

 一般住宅は小さめの薪ストーブでも十分に炎と暖かさを楽しめ、ログハウスでは暖かくなるのに時間は掛かるが余熱時間は長く続くようです。

 薪ストーブ設置の時に知っておきたい事の中で よく耳にするのが「薪ストーブは大きい方が良いのでしょうか?」の声です。大きい薪ストーブを選択する時は間取りが広く吹き抜けが有り特にログハウスの吹き抜けが有る場合は仕切りが少なくて広い間取りになっている為に薪ストーブは大きい方がいいと思います。

 

 今の一般住宅の場合はしっかり断熱材が入っているので僅かな熱源でも保温効果は絶大です。一般住宅でも薪ストーブ設置を念頭に間取りを駒切にせずワンルーム形式に吹き抜けが有る場合はワンランク上の薪ストーブを設置してもよいかもしれませんね。

 以前に実際に有った事で薪ストーブは設置はしませんでしたが、お客様のお宅には太陽熱暖房(太陽光発電ではない)を引き込んで暖められた熱を利用して部屋の暖房に使用する方法。東北に住んでいる時に薪ストーブを使用していたのであの柔らかい感触がいいので忘れられず一度現場を見て見積もってほしい旨話が有り行ってみました。確かにそれをうかがわせる様に下屋から伸びたチムニーを既に設置されていて直ぐにでもチムニーフラッシングと煙突部材を準備すれば設置は可能と判断致しました。

 太陽光暖房の設置状況を見て実際に聞いてみと太陽光が出ていなくても外気よりも温度が高く太陽光が降り注いでいるときは15度以上の温風が各所から出て来る立派な物で150万以上の投資を既にされてました。曇りの時は電気ストーブを補助暖房として使っているとの事で個人的には新たな薪ストーブ設置は私ならしませんとお伝えしてその日は帰り、後日そのお客様から中止の声を聞いて納得したり残念だったり変な感じでした。

 薪ストーブの大きさに戻りますが 通常の一般住宅でしたら金額で30万円前後~35万円前後(外国製薪ストーブで価格ですが一部には40万前後する場合も有ります。)の物で約6KW/H~10KW/H以下の物で十分かと思います。コンパクトな大きさですが十分な暖房能力と炎を楽しめ中には天板で煮炊きの出来る薪ストーブも有りますので助かります。但しコンパクトな分長い薪が入らない場合が有りますのでよく確認してください。

 各機種ある中で北欧系の薪ストーブは炎の演出がとても上手にそれをうたい文句にしているメーカーも多く有ります。薪ストーブも通常のタイプとい縦に長い円形の物も有り中々優雅で見ていて飽きない薪ストーブです。出力を押さえているタイプが多く炎を見せる事を目的にした楽しみ方に重点を置いたのではないでしょうか。レストランやカフェ等で見かける事が有りますが皆様も見た事あるのではないでしょうか?

 ログハウスは暖まるまでに時間が掛かる事です。弊社のショールームも大きなログハウスでワンルームタイに吹き抜けが有りますので 冬場で20度位に暖まるまでには約8H近く掛かります。山梨県道志村と言う特異な地形(気温標高などから山形県天童市に近い気候)で特に冬場は道志村全体が南北に細長く渓谷の底にある感じで寒いのです。でも一度暖まるとログが熱を保持してくれて余熱が続くようです。現在では2台の薪ストーブ(クッキング薪ストーブでピキャンのバロッサを含めて2台に火を入れます。)がログハウスを暖めてくれますので助かります。

 一度来てみませんか?ピキャンバロッサの便利さ体験出来ますよ。

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