GLANDZELE COLUMN no.5
現在のクッキング薪ストーブはこんなに進化しています
私が推奨するクッキング薪ストーブは今、どんどん進化しています。
今までの薪ストーブの横にオーブン室があるタイプではありません。
そのため本体寸法もW690*D565*H828とほとんど通常の薪ストーブの高出力タイプと変わりません。
奥行きが若干大きくなっているのはオーブン室の容積を稼ぐためです。
それでも今までのクッキング薪ストーブの横型との比較ではむしろ奥行きは小さい方に入ります。
出力も高出力タイプの薪ストーブと同等以上の能力を持ってます。
15kw程度あり45坪/150平方メートルの部屋を暖める能力を誇ります。
投入できる薪の長さは45cmと炉室内を可能な限り広く取り、クッキング薪ストーブの中でも特に暖房能力は
特筆して大きく、場合によっては他メーカーの1.5倍以上ありそうです。
燃焼方式はクリーンバーン方式で、薪が燃焼して出来た煙に新鮮な酸素を供給し二次燃焼を即す方式で
単純で故障の少ない構造になっています。
上下二段に分かれ、上に薪ストーブ部分があり大きな開口扉は右から左へと大きく約180度まで開口できます。
本体はフロント扉は鋳物で他は全て分厚い鋼板製で作られており重量は約220kgとクッキング薪ストーブの
中では普通の重量ですが薪ストーブとの比較では20%〜30%程度重くなってます。
投入可能な薪の長さも45cmが入るこの機種は鋼板製のクッキング薪ストーブのピキャンバッロサといい
オーストラリア製です。
アメリカやヨーローッパと違いオーストラリア特産の広葉樹のユーカリを薪に使用可能な様に頑丈に
開発されました。
針葉樹との大きな差は比重が非常に大きく燃料としてはハードウッドの部類の薪を使用する為に
クッキング薪ストーブとして耐えうる構造の鋼板製とし良く研究された分厚い鋼板を溶接し頑丈な構造に
仕上がっているのです。
オーブン部分についてはピキャンオーブンと構造的には大差はなく内部が3段に分かれており、温度調節が
可能な様に正面に温度調節用のオーブンレバーが付いてます。
温度計もオーブン室フロントガラスに設置されており他にもオーブン室内部を自由に置けるように温度計が
標準で付属しています。
オーブンではピザは勿論アップルパイからパンやクッキー等の他、丸鶏のローストチキンやグラタンなども
簡単に作る事ができ、直径130mmの2個のクックトップカバーを開ければ直火を利用した様々な料理が
楽しむ事ができます。
この天板は分厚い鋼板製で短い時間で温度が上がりますので煮物や鉄瓶なども簡単に沸騰させる事が
可能です。
よく耳にする天板の温度が上がらず水が湧かない、煮物が出きないといった問題は皆無です。むしろ温度を
下げたい時に使用するトリベットの出番がありそうです。
このようにクッキング薪ストーブもひと昔の前の時代から大きく要望に応じて変化してます。
クッキングが楽しめる薪ストーブの変化を注意して見てくださればきっと皆様の思いが通じて
クッキング薪ストーブは使いやすく身近なものになって行く事と思います。